「小岩井農場まきば園」紹介 :雫石町
2025.08.11

「小岩井農場まきば園」紹介

小岩井農場が開設したのは、今から130年以上も前の1891年(明治24年)。
1899年から、種畜生産を中心に牛乳やバターの販売など酪農と畜産の礎を築き、現在も2,000haの山林を有する林業経営と共に、牛乳や牛肉の一貫生産に取り組んでいます。

一方、「小岩井農場まきば園」は、広々とした大地の中で、自然を感じながら多くの動物たちとも触れ合うことができる岩手県でも有数の観光施設です。

「小岩井農場まきば園」では、ホースライディングも人気のひとつ。ポニーも用意され、小さなお子さんでも引き馬による乗馬体験ができたり、馬が引く“トロ馬車”や馬への餌やりなど、馬との触れ合いを楽しむことができます。

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【日本ダービーで活躍した小岩井の名馬】ホースライディング場案内板より転記
かつての小岩井農場は馬の飼育が盛んでした。
1907(明治40)年にイギリスよりサラブレッドの種牡馬1頭と繁殖牝馬20頭を輸入し、競走馬の繁殖を開始しました。
1933(昭和8)年には、小岩井農場でシアンモア号を父に生産されたカブトヤマ号が、日本ダービーで優勝しました。
1941(昭和16)年には、セントライト号が日本で初めて三冠(皐月賞・日本ダービー・菊花賞)を制した馬となるなど、小岩井農場生まれの競走馬たちが大活躍をしました。
しかし、日本は太平洋戦争に突入。戦後はGHQの勧告に従い、農場存続の引き換えとして育馬事業は廃止となりました。
現在の小岩井農場には、往時を偲ばせるものはほとんど残っていませんが、今でも小岩井農場のサラブレッドの血を引いた競走馬たちが、多数活躍しています。
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その他「小岩井農場まきば園」では、小岩井農場の食材を使った料理やスイーツを楽しめるレストランやお土産品も豊富。家族で一日を楽しむことができます。
また、9月30日までは、Eテレでも放送されたアニメ“ひつじのショーン”とのイベント盛りだくさんの企画も開催されています。

小岩井農場ホームページ■https://www.koiwaifarm.com