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遠野馬の里（遠野市）は、競走馬育成調教施設の管理、乗用馬・農用馬の繁殖改良と育成調教、乗用馬ふれあい（ホースパーク）事業を柱に運営しています。

岩手県内でも馬産地として知られる遠野市は、人と馬がひとつ屋根の下で暮らす「南部曲り屋」に見られるように、古くから人の暮らしに馬が深く関わり、馬を売買する「競り」も行われてきました。

遠野馬の里では、乗用馬の生産・育成・調教を行っているほか、オープン当初から本州では唯一となる「乗用馬市場」を開催しておりますが、今年で51回目になりました。

今回の乗用馬市場（令和6年10月22日開催）には、2歳馬5頭、1歳馬14頭、今年生まれた当歳馬2頭の合計21頭が上場されました。
午前中は馬の動きを紹介する「フリージャンプ」を公開、午後は「競り」を行い、全国から訪れた乗馬クラブや乗馬関係者は気に入った馬の値段を競い、会場は値段を掛け合う声で活気にあふれていました。