チャグチャグ馬コが開催されました :盛岡市・滝沢市
2024.07.26

チャグチャグ馬コが開催されました

6月8日(土)、“チャグチャグ馬コ”が開催されました。

“チャグチャグ馬コ”は、農耕馬に感謝の意を込め、馬の守り神である「蒼前様」が祀られている滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡市の八幡宮まで14キロの道のりを行進する200年以上に及ぶ岩手県の伝統行事です。
馬はたくさんの鈴を付けたあでやかな装束を纏い、歩くたびにチャグチャグと鳴る鈴の音が名称の由来といわれ、平成8年には環境庁から「残したい日本の音風景100選」に選定されました。

今年は、装束を纏った馬60頭と、関係者を乗せた馬7頭の合計67頭が参加。沿道に集まった多くの来場者はその姿に拍手を送るほか、馬の休憩所となっている材木町商店街では、馬とのふれあいを楽しみました。

盛岡駅前では、“チャグチャグ馬コ”に合わせ、“街なかさんさ踊り”が開催され、3団体が踊りを披露しました。
また、今年も“チャグチャグ馬コてくてくツアー”が開催されました。
十数回目となるこのツアーは、ニューヨーク・タイムス紙やテレビ番組“タモリステーション”でも紹介され注目されている盛岡市をもっと知ってもらおうと、塩釜馬具店など馬にまつわるスポットや盛岡城跡公園をめぐるまち歩きツアーです。
遠くは福岡県から訪れた参加者もいて、参加者15名は5名1グループに分かれ、案内役の“盛岡ふるさとガイド”に引率され盛岡市の魅力を楽しみした。
このツアーは来年も開催を予定しています。