「せんまやシャトル馬車」が運行されました :一関市
2023.03.27

「せんまやシャトル馬車」が運行されました

一関市千厩は、「千」の「厩(うまや)」との地名にあるように馬産地として栄え、源義経の愛馬“大夫黒(たゆうぐろ)”生誕の地としても知られ、今も様々な馬の文化を継承しています。

この一関市千厩で、2023年2月11日(土)、12日(日)、18日(土)、3月5日(日)の4日間、「せんまやシャトル馬車(主催:一関市/一関市観光協会千厩)」が運行されました。

これは、一関市千厩で開催される「せんまやひなまつり」に合わせ行われたもので、各日4往復、6箇所(まちの駅、旧ナガサワ時計店前、松澤神社前、夫婦石前、きたむら商店前、JR千厩駅前)を乗降場として千厩の商店街や観光スポットを馬車が巡りました。

企画を担当した一関市役所千厩支所の岩下利徳さんは「“せんまやひなまつり”は千厩地区を代表する大きなイベントです。そのイベントに合わせ、来場者にもっと楽しんでいただくと同時に、地元の方々にも千厩に根付く馬事文化を感じていただきたいと思い、「せんまやシャトル馬車」を企画しました。」と話していました。

また、運行に携わった佐々木牧場(一関市)の佐々木牧恵さんは「9人乗りの馬車は毎回満員の乗車で皆さんに楽しんでいただきました。佐々木牧場では、ご依頼に合わせ馬車の派遣運行を行なっていますのでホームページなどでお問い合わせいただければご希望に合わせご提案させていただきます。馬は人を和ませる魅力がありますのでお気軽にお問い合わせください。」と話していました。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に係るこれまでの制限が緩和され、イベントの開催も徐々に増えています。岩手県に根付く馬事文化を活用したイベント企画に期待が寄せられます。