「チャグチャグ馬コ」フランスへ
2022.10.12

「チャグチャグ馬コ」フランスへ

フランスの「ルート・ドゥ・ポワソン」(馬車レースの大会)に参加した(一社)馬搬振興会の岩間敬さんとともに、南部盛岡チャグチャグ馬コ同好会の菊地和夫会長、同好会盛岡支部の吉田忠志支部長、同好会会員の鈴木学さんの3人がフランスに招待され、9月18日、パリのシャンゼリゼ通りのパレードで「チャグチャグ馬コ」を披露しました。

パレードは、凱旋門から出発し、現地の人たち(大使館職員の家族やフランスの馬主など)も引き手に加わり、約2時間かけて「チャグチャグ馬コ」の行進を行いました。

華やかな衣装を着けた「チャグチャグ馬コ」が、歩くたびにチャグチャグと鈴の音を鳴らすその姿に、沿道の観客は大喜びでした。

また、引き手に参加した人は、「こんな素晴らしい装束の馬を引いて歩けるのは、本当にうれしい経験。フランスでは、チャグチャグ馬コに似たようなものがないので、観客も素晴らしいと驚いていた。」と話してくれました。

パレードに参加した菊地会長は、

「チャグチャグ馬コの行進は、新型コロナウイルス感染症の影響で、ここ2年程中止になっており、今年は、3年ぶりに行事が開催されて大変感動したが、それに加え、今回パリのシャンゼリゼ通りでチャグチャグ馬コを披露できたことも、鳥肌が立つほどの感動を覚えた。

世界でも類をみない、たったひとつのチャグチャグ馬コをフランスで披露できて、大変うれしい。

これを機会に、フランスの皆さんにも、チャグチャグ馬コを見に岩手に来てもらえればと思っている。」と、今後の国境を越えたつながりに期待を寄せていました。