岩手県立大学馬術部は、現在19名の部員が在籍しており、馬っこパーク・いわて(滝沢市)の馬場で月2~3回の活動をしています。
活動は、馬房清掃からスタートします。ボロ取りや、敷き藁を交換するなど、馬の寝床をきれいにします。 次に、馬に乗るための馬装準備を行います。馬の手入れ(ブラッシング等)をし、プロテクターや鞍を装着し、頭絡をつけます。馬にストレスを与えないよう、馬とコミュニケーションを取りながら、素早く行います。 馬場での騎乗練習では、常歩(なみあし)や、軽速歩(けいはやあし)を、姿勢の保持や適切に馬に指示が出せるかなどのポイントに注意して練習します。 騎乗練習後は、シャワーやブラッシング等で馬の体をきれいにします。 およそ3時間半にわたる活動中は、常に馬の状態を確認するなど、全神経を馬に集中させて真剣に取り組んでいました。
活動後、副部長の熊谷さんに、入部のきっかけや乗馬の魅力について聞きました。「大学に入ったら新しいことにチャレンジしてみたいと思っていたことに加え、小さいころからチャグチャグ馬コをみていたので、馬に興味があり、馬と触れ合えることに魅力を感じて入部しました。 乗馬の魅力は、少しでも上手く乗れた時は、達成感があって楽しいことです。また、命を預かっているのだという責任感を持って馬と向き合うことで、自分の成長につながっていると感じています。これは馬術部特有のものだと思います。」と、話してくれました。 また、今後の部の活動については、馬とのふれあいや魅力を伝えることができるよう、さらに活気づけていきたいと、目を輝かせながら抱負を語ってくれました。
岩手県立大学馬術部の、今後のさらなる活躍が期待されます。