天武天皇のころ大宝元年(701)に制定された大宝令により、馬産、育成に重点をおいた厩牧令(くもくりょう)が施行されます。 これを土台にし、東北、関東地方を中心に馬牧が増えていきます。 南部の馬は北は青森県下北半島から、南は岩手県遠野地区まで、広大な地域に七百余牧で組織的に、それぞれ特色にある育成方法を取って隆盛することとなります。 (いわての競馬史より)
参考文献:岩手県競馬組合‖編『いわての競馬史』