軍馬の郷六原資料館 :金ケ崎町
2021.04.20

軍馬の郷六原資料館

馬は人よりも多くの荷物を早く運ぶことができ、戦争時には物資、人の輸送などに使われていましたが、馬は臆病な動物なので、戦地でも活躍できるよう、「軍馬」として調教する必要がありました。

軍馬は、人を乗せる「乗用馬」、荷物を引く「輓用馬」、荷物を背負う「駄用馬」に区分され、明治時代、日本の陸軍は軍馬の育成から供給を目的に、現在の金ケ崎町六原地区に「旧陸軍省軍馬補充部六原支部」を設置し、多い時には約1,000頭の馬がいたそうです。

「軍馬の郷六原資料館」は、1911年(明治44年)旧陸軍が軍人の官舎としてに建築したものを、2015年(平成27年)に改修。当時の写真や軍馬に関する資料が展示されています。
建築様式は、明治期における洋風木造建築で「造形の規範になっている」として、2017(平成29年)5月、国登録有形文化財として登録されました。

【所在地】岩手県金ケ崎町六原蟹子沢17番地1
【電話】0197-43-2077
【時間】午前9時~午後5時
【休館】毎週月・火曜日(休日の場合は翌日)、年末年始
【観覧料】無料
【お問い合わせ】金ケ崎町役場 商工観光課 TEL:0197-42-2111